AI画像で同じキャラをブレさせない ― 1枚の画像からCharacter Sheetを作って試してみた

AI・機械学習カテゴリを表すパンダのイラスト AI・機械学習

この記事について
この記事は、生成AIを活用し、OpenAIの公開資料と実際のpapanda925画像を確認しながら整理しています。今回使う papanda925 Character Sheet v1 と固定ルールはGitHubを正本にしています。

検証ステータス:🧪 Character Sheet正本・固定ルール確認済み/3回生成比較は次回実施

生成AIで気に入ったキャラクターが1枚できた。

数日後に「同じキャラで別のポーズを」と頼んだら、似ているけれど少し別人になった。

画像生成では、これが意外と困ります。papanda925.comでも、ブログ・マンガ・SNSで同じパンダを使いたいので、毎回顔や体型が変わるのは避けたいところです。

今回試した流れはシンプルです。

お気に入りの1枚 → Character Sheetを作る → 正本にする → 表情・ポーズ・場面だけ変える

考え方は、

俳優を変えず、演技だけを変える。
Change the acting, not the actor.

です。

1. まずは「お気に入りの1枚」から始める

最初から正面・横向き・表情違いを何枚も用意する必要はありません。

「このキャラを今後も使いたい」と思った画像が1枚あれば、まずそれを参照画像として渡します。

そして、次のプロンプトでCharacter Sheetを作ります。

添付画像のキャラクターを、今後使用する正式なキャラクターとして整理したいです。

このキャラクターを「papanda925」とします。
添付画像を最優先の参照画像として、同じキャラクターのCharacter Sheetを作成してください。

1枚のシートに次をまとめてください。

・正面
・斜め
・横向き
・考えている表情
・驚いている表情
・うれしい表情
・基本的な立ち姿
・PCを操作している姿
・基本カラーパレット

新しいキャラクターをデザインしないでください。
元画像の顔、耳、目、アイパッチ、鼻、口、頬、頭身、体型、基本配色、イラストタッチを維持してください。

これは新キャラクターのデザインではなく、添付された同一キャラクターの設定資料です。

2. できたCharacter Sheetを確認する

今回作った正本がこちらです。

papanda925 Character Sheet v1

正面、ななめ、横、表情、PC作業、カラーパレットを1枚にまとめています。

ただし、元画像が1枚しかない場合、横顔など見えていない部分はAIが推測します。

そのため、Character Sheetも一発で確定せず、違和感があれば修正します。

たとえば横顔が細くなったら、こんなふうに直します。

Character Sheetを修正してください。

元のpapanda925画像を最優先してください。
横向きの顔が細くなっているので、元画像と同じ丸い顔の印象に戻してください。
耳も少し大きいので、元画像と同じ大きさにしてください。

それ以外は変更しないでください。

ここで納得できたものを Character Sheet v1 として正本にします。

3. 「固定するもの」と「変えてよいもの」を分ける

papanda925では、GitHubの CHARACTER_SOURCE.md に固定ルールを残しています。

固定する部分papanda925の基準
顔・おなかクリーム系 #FFF8F0
耳・目のまわり・手足ダークブラウン系 #4A3425
目・鼻#222222
ほっぺ#FFD7C2
アクセント#E6F3FE
体型大きな頭+小さな身体、2〜3頭身
タッチやさしいフラットなイラスト調

一方で、背景・小物・表情・ポーズ・記事テーマは変えてよいものにします。

つまり、キャラクターのIDに関わる部分は固定し、その回の演技だけ変えるという考え方です。

4. Character Sheetから別ポーズを作る

次はCharacter Sheetを参照画像として渡し、場面だけ指定します。

考えるpapanda925

添付した papanda925 Character Sheet v1 を正式なキャラクター参照として使用してください。

新しいパンダをデザインしないでください。

【SCENE】
papanda925がノートPCの前に座り、片手をあごに当てて考えている。
「原因はどこだろう?」と考えている雰囲気。

【CHANGE ONLY】
変更するのは、表情、視線、腕の位置、ポーズ、小物、背景だけです。

顔、耳、目、アイパッチ、鼻、口、頬、頭身、体型、基本配色、イラストタッチは維持してください。

Change the acting, not the actor.

驚くpapanda925

Character Sheetは同じままで、SCENEだけ変えます。

【SCENE】
同じpapanda925がPCを操作している。
画面にエラーが表示され、驚いてモニターを見ている。
口を開け、両手を少し上げている。

【CHANGE ONLY】
表情とポーズだけを変更する。
キャラクターそのものは変更しない。

説明するpapanda925

【SCENE】
同じpapanda925がホワイトボードの前で、指し棒を使って解決方法を説明している。
理解できてうれしそうな表情。

【CHANGE ONLY】
変更するのは、表情、腕、指し棒、ホワイトボードだけ。
papanda925本体のデザインは変更しない。

この形にすると、指示の中心が「パンダを描いて」ではなく、「papanda925に今回は何をさせるか」に変わります。

5. さらにブレを減らすなら「新規生成」より「編集」

気に入った画像ができたら、毎回ゼロから作り直すのではなく、その画像を編集する方法も使えます。

この画像を編集してください。

papanda925本体、PC、机、背景は維持してください。
右手だけを上げて、PC画面を指すポーズに変更してください。

それ以外は変更しないでください。

OpenAIの画像生成ガイドでも、変更する部分と残す部分を具体的に指定し、小さな修正を積み重ねる方法が紹介されています。

「全部作り直す」より、Change only(ここだけ変える)を意識した方がキャラクター管理には向いています。

6. GitHubを正本置き場にする

チャットの中だけにCharacter Sheetを置いていると、後で「どれが最新版だった?」となります。

そこでpapanda925では、正本をGitHubに置きました。

papanda925 character
├─ papanda925-character-sheet-v1.png  ← 画像の正本
└─ CHARACTER_SOURCE.md                ← 色・形・固定ルール

画像生成のたびに、AIの記憶へ頼るのではなく、同じ正本を毎回参照できる状態にします。

まとめ:1枚から始めて、正本を育てる

今回の流れは次の5段階です。

  1. 気に入ったキャラクター画像を1枚決める

  2. その1枚からCharacter Sheetを作る

  3. 推測で崩れた部分を修正する

  4. 完成したCharacter Sheetを正本として保存する

  5. 以後は「キャラ固定+演技だけ変更」で画像を作る

長いプロンプトを毎回書くことより、「このキャラクターが正しい」という基準を人間側で持つことの方が重要でした。

PowerShellを触っても、Excelを説明しても、エラーに驚いても、そこにいるのは同じpapanda925。

Change the acting, not the actor.
俳優を変えず、演技だけを変える。

次回は、同じCharacter Sheet・同じ条件でpapanda925を3回生成し、実際にどこまでブレを抑えられるのかを並べて比較します。

参考

文書情報

記事タイトル
AI画像で同じキャラをブレさせない ― 1枚の画像からCharacter Sheetを作って試してみた
作成日
更新日
Source URL
https://papanda925.com/?p=15447

ライセンス: 本記事のうち、当サイトが権利を有する本文・自作図表は、特記なき限り CC BY 4.0 で利用できます。生成AIを活用して作成・編集した内容を含みます。コードについて、別途ライセンス表示またはリンク先GitHubリポジトリのライセンスがある場合は、その条件を優先します。引用・第三者資料・画像・商標等は本ライセンスの対象外です。 利用ポリシー

タイトルとURLをコピーしました