Windows PowerShellでスクリプト(.ps1ファイル)を実行しようとした際、「このシステムではスクリプトの実行が無効になっているため…」というエラーが表示されることがあります。これは、セキュリティ保護のためにデフォルトでスクリプトの実行が制限されているためです。
この記事では、PowerShellスクリプトを実行できるようにするための「実行ポリシー(Execution Policy)」の変更手順と確認方法について解説します。
1. この記事でできること
Windows PowerShellにおいて、自作のスクリプトファイルを実行できるように実行ポリシーを変更し、正しく設定されているかを確認できるようになります。
2. 想定環境・前提条件
- OS: Windows 10 / Windows 11 / Windows Server
- 権限: 実行ポリシーを変更するには、管理者権限(管理者として実行)が必要です。
3. 実行ポリシーの確認方法
現在設定されている実行ポリシーを確認するには、PowerShellを起動して以下のコマンドを実行します。
Get-ExecutionPolicy
初期状態では多くの場合 Restricted(スクリプト実行不可)に設定されています。
4. 実行ポリシーの変更手順(リモート署名済みスクリプトの許可)
ローカルで作成したスクリプトや、インターネットからダウンロードした信頼できる署名付きスクリプトを実行できるようにするため、一般的には RemoteSigned に設定します。
- スタートメニュー等から「Windows PowerShell」または「PowerShell」を検索します。
- 検索結果を右クリックし、「管理者として実行」を選択します。
- 以下のコマンドを入力して実行します。
Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
変更を確認するプロンプトが表示されたら、「Y」または「A」を入力して確定します。
5. 主な実行ポリシーの種類
- Restricted: すべてのスクリプトの実行を禁止します(デフォルト)。
- RemoteSigned: ローカルで作成したスクリプトは常に実行可能。インターネットからダウンロードしたスクリプトは、信頼された発行元によって署名されている必要があります。
- Unrestricted: すべてのスクリプトを実行可能にします(セキュリティ上のリスクが高いため推奨されません)。
- Bypass: 警告やプロンプトを表示せずにすべてのスクリプトを実行します。
6. セキュリティ上の注意点
RemoteSigned は利便性が高い一方で、インターネットから取得したスクリプトを実行する際にはリスクが伴います。信頼できないスクリプトは実行しないよう注意してください。また、必要に応じて検証後はポリシーを元に戻すか、スクリプト実行時のみスコープを指定して一時的に実行することをおすすめします。
この記事の更新履歴
この記事は、生成AIを活用した自動レビュー・更新フローにより内容を見直し、必要な修正を反映しています。
2026年9月12日
- 変更リンク切れとなっていた旧TechNetのリンクを削除し、Microsoft公式ドキュメントに基づく記述に更新しました。
- 追加PowerShellの実行ポリシー(RemoteSigned等)に関する前提条件、管理者権限での実行手順、確認方法、およびセキュリティ上の注意点を追加しました。

