はじめに
Windows環境において、サーバーを立てずにHTML Application (HTA) とJavaScriptを利用して動作する、Markdown対応のローカルWikiの構築方法について解説します。
本記事は、過去に公開されていたサーバーレスWikiをベースに、Markdown記法(marked.js)やjQueryを取り入れて再構成したものです。
特徴
- サーバー不要: Windows環境であれば、追加のミドルウェアなしで動作します。
- Markdown対応: 記事の記述にMarkdown記法を利用できます。
- ファイル保存・リンク機能: ローカルのテキストファイルとの連携や、ネットワーク共有(\\コンピュータ名)上のファイルリンクをサポートします。
必要な外部ライブラリ
動作に必要な以下のライブラリをプロジェクトフォルダ内に配置します。
- marked.js: MarkdownをHTMLへ変換するためのライブラリ(GitHub)
- github.css: GitHub風のスタイルを適用するCSS
- jQuery: DOM操作やイベント処理のためのライブラリ(公式サイト)
実装例
以下は、HTAからMarkdownファイルを読み込み、marked.jsを用いてHTMLへリアルタイムに変換して表示する基本構成のサンプルです。
<!DOCTYPE html>
<html>
<head>
<meta charset="UTF-8">
<title>Markdown Local Wiki</title>
<link rel="stylesheet" href="github.css">
<script src="jquery-1.12.0.js"></script>
<script src="marked.js"></script>
<hta:application id="wiki" applicationname="LocalWiki" border="thick" caption="yes" maximizebutton="yes" minimizebutton="yes" sysmenu="yes" version="1.0" windowstate="normal">
</head>
<body>
<div id="content"></div>
<script>
// サンプル:Markdownテキストの変換表示
var markdownText = "# ローカルWikiへようこそ\n\n- サーバー不要\n- HTAによるデスクトップアプリ";
document.getElementById('content').innerHTML = marked.parse(markdownText);
</script>
</body>
</html>
注意事項
HTAは古い技術であり、現代のセキュリティ要件やブラウザ標準とは異なる挙動をします。実運用や本格的なノートテイキングには、現代のデスクトップ向けMarkdownエディタやローカルWikiツールの利用を推奨します。
この記事の更新履歴
この記事は、生成AIを活用した自動レビュー・更新フローにより内容を見直し、必要な修正を反映しています。
2026年9月12日
- 削除リンク切れとなっている外部の旧ZIPファイル配布リンクを削除しました。
- 追加HTAとJavaScriptを活用したローカルMarkdown Wikiの基本設計と実装例を再構成しました。

