Raspberry PiのCPU温度を確認する方法を解説します。標準のvcgencmdコマンドを使う方法と、OS標準のsysfsファイル(/sys/class/thermal/thermal_zone0/temp)を読み取る2種類の方法があります。
1. vcgencmdコマンドで確認する(推奨)
Raspberry Pi OSでは、ビデオコアやハードウェア情報を取得するvcgencmdコマンドが用意されており、手軽にフォーマット済みの温度を取得できます。
vcgencmd measure_temp
実行結果例:
temp=42.8'C
2. sysfsファイルから確認する
Linux汎用のsysfsインターフェースからも取得できます。Raspberry Pi OS以外のLinuxディストリビューション(Ubuntu Serverなど)でvcgencmdが使えない場合に便利です。
cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp
実行結果例:
42800
出力される数値は「ミリ℃(1/1000度)」単位です。例えば42800の場合は1000で割った42.8℃を表します。
シェル上で計算して℃単位で表示させたい場合は、awkなどを組み合わせます。
awk '{printf "%.1f°C\n", $1/1000}' /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp
3. 温度をリアルタイムで継続監視する
負荷テスト中や高負荷時にリアルタイムで温度変化を観察したい場合は、watchコマンドを利用して1秒ごとに更新表示します。
watch -n 1 vcgencmd measure_temp
終了する際はキーボードでCtrl + Cを押します。
CPU温度の目安と注意点
- 通常時(アイドル〜軽負荷): およそ 40℃ 〜 60℃ 前後が一般的な目安です。
- 高負荷時: 60℃ 〜 75℃ 程度まで上昇することがあります。
- サーマルスロットリング: Raspberry Pi(Pi 3/4/5など)はCPU温度が 80℃〜85℃ に達すると、熱による破損を防ぐため自動的にCPUクロックを低下(サーマルスロットリング)させます。
常時75℃を超えるような環境や高負荷処理を続ける場合は、ヒートシンクや冷却ファン、通気性の良いケースの導入を検討してください。
この記事の更新履歴
この記事は、生成AIを活用した自動レビュー・更新フローにより内容を見直し、必要な修正を反映しています。
2026年9月20日
- 追加Raspberry Pi OS標準の`vcgencmd measure_temp`コマンドによる確認手順を追加しました。
- 追加sysfsの温度数値を自動計算して摂氏表示するワンライナーと`watch`による定期監視コマンドを追加しました。
- 追加Raspberry Piにおける動作温度の目安とサーマルスロットリングに関する注意点を追加しました。
