Globalオブジェクトの勉強のためのコード
使い物にはならないかも。
まず、MSDNよりWordのHelp と MSDNよりwdHelp列挙型 を調べる。
Helpメソッドに、wdHelp列挙型を指定すると、何かがおきそうだ!
ちなみに、以下がwdHelp列挙型、
メンバ名 | 説明 |
---|---|
wdHelp | [トピックの検索] ダイアログ ボックスを表示します。 |
wdHelpAbout | [バージョン情報] ダイアログ ボックス ([ヘルプ] メニュー) を表示します。 |
wdHelpActiveWindow | 作業中の表示モードまたはウィンドウ枠に関連するコマンドを説明するヘルプを表示します。 |
wdHelpContents | [トピックの検索] ダイアログ ボックスを表示します。 |
wdHelpExamplesAndDemos | 使用例とデモを表示します。 |
wdHelpHWP | ハングル語のヘルプを表示します。 |
wdHelpIchitaro | 一太郎ヘルプを表示します。 |
wdHelpIndex | [トピックの検索] ダイアログ ボックスを表示します。 |
wdHelpKeyboard | ヘルプに関連付けられているショートカット キーを表示します。 |
wdHelpPE2 | IBM Personal Editor 2 のヘルプを表示します。 |
wdHelpPSSHelp | 製品サポート情報を表示します。 |
wdHelpQuickPreview | クイック プレビューを表示します。 |
wdHelpSearch | [トピックの検索] ダイアログ ボックスを表示します。 |
wdHelpUsingHelp | ヘルプの使い方を説明するヘルプ トピックの一覧を表示します。 |
これをWord VBAのオブジェクトブラウザで見ると
Const wdHelp = 0 から Const wdHelpUsingHelp = 10 からまでの定義となっているようだ、そこでちょっとしたサンプルコードで実験
ちなみに、同様にオブジェクトブラウザで メソッド(Word.Help)を見ると、戻り値のないつくりのようだ。
‘サンプルコード(とりあえず、ループ実行)
Sub Word_Helpの実行()
On Error GoTo ERROR
‘オブジェクトブラウザで確認
Dim StartType As Word.WdHelpType
Dim EndType As Word.WdHelpType
Dim T As Word.WdHelpType
StartType = wdHelp
EndType = wdHelpUsingHelp
For T = StartType To EndType
Debug.Print "定数 Word.WdHelpType=" & T & " 開始"
Word.Help T
Next T
Exit Sub
ERROR:
Debug.Print "定数 Word.WdHelpType=" & T & " エラー発生"
Resume Next
End Sub
実行結果メモ
定数 Word.WdHelpType=0 開始 なにもおこらず
定数 Word.WdHelpType=1 開始 MicroSoft Wordのバージョン情報 ダイアログ表示(wdHelpAbout)
定数 Word.WdHelpType=2 開始 なにもおこらず
定数 Word.WdHelpType=3 開始 なにもおこらず
定数 Word.WdHelpType=4 開始
定数 Word.WdHelpType=4 エラー発生
定数 Word.WdHelpType=5 開始 なにもおこらず
定数 Word.WdHelpType=6 開始 なにもおこらず
定数 Word.WdHelpType=7 開始 カスタマーサポートアンドサービス ダイアログ表示(wdHelpPSSHelp)
定数 Word.WdHelpType=8 開始
定数 Word.WdHelpType=8 エラー発生
定数 Word.WdHelpType=9 開始 なにもおこらず
定数 Word.WdHelpType=10 開始 なにもおこらず
そこで、上記結果を踏まえて、使える列挙型定数を指定してHelpを実行
‘使える指定のみで実行
Sub WordHelpの実行2()
Word.Help Word.WdHelpType.wdHelpAbout
Word.Help Word.WdHelpType.wdHelpPSSHelp
End Sub
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