令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問10 公開鍵認証基盤(PKI)における証明書の失効確認

Tech

style_prompt 本記事はGeminiの出力をプロンプト工学で整理した業務ドラフト(未検証)です。

令和5年度 春期 ネットワークスペシャリスト 午前Ⅱ 問10 公開鍵認証基盤(PKI)における証明書の失効確認

本問は、公開鍵認証基盤(PKI)において不可欠な、証明書の有効性を確認する仕組み(CRLとOCSP)の役割と特徴を問う、セキュリティの基礎知識問題です。即時性に着目して比較することが解法の核です。

【問題】

公開鍵認証基盤(PKI)において、ディジタル証明書の有効性を確認する仕組みに関する記述として、最も適切なものはどれか。

ア. OCSPは、CRLよりも即時性の高い方法で証明書の失効情報を取得できる。 イ. CRLは、認証局が証明書の発行要求の際に要求者に提示するリストである。 ウ. OCSPは、認証局に保存されている秘密鍵を検証するために利用される。 エ. OCSPの応答には、タイムスタンプが必須ではない。

【解説】

PKIにおける証明書の失効確認

公開鍵認証基盤(PKI)では、証明書が期限切れになる前に利用者の公開鍵が漏洩したり、利用者が退職したりした場合に、その証明書を無効化(失効)する必要があります。この失効情報を検証者が確認するための主要な手段が、CRLとOCSPです。

1. CRL (Certificate Revocation List: 証明書失効リスト)

認証局(CA)が、失効した証明書のシリアル番号を定期的に(例:1日1回)まとめてリスト化したものです。

  • 特徴: 検証者はリスト全体をダウンロードして照合します。リストの更新頻度によっては、最新の失効情報が反映されるまでにタイムラグが発生するため、即時性に欠けます

2. OCSP (Online Certificate Status Protocol)

特定の証明書の失効状態を、オンラインでリアルタイムに問い合わせるためのプロトコルです。

  • 特徴: クライアントはOCSPレスポンダに対し、特定の証明書が「有効 (Good)」「失効 (Revoked)」「不明 (Unknown)」のいずれであるかをピンポイントで問い合わせます。リアルタイムの情報に基づき応答が得られるため、即時性に優れています

この両者の比較から、選択肢ア(OCSPはCRLよりも即時性が高い)が正しいことが導かれます。

Mermaid図解 (OCSPの処理フロー)

sequenceDiagram
    participant C as クライアント(検証者)
    participant R as OCSPレスポンダ
    participant CA as 認証局(CA)

    Note over C: 特定の証明書の失効確認
    C ->> R: OCSPリクエスト (証明書のシリアル番号)
    R ->> CA: 最新の失効情報照会
    CA -->> R: 失効ステータス (Good/Revoked/Unknown)
    R ->> C: OCSP応答 (署名・タイムスタンプ付きステータス)
    Note over C: ステータス確認完了

【選択肢の吟味】

選択肢 判定 解説
ア. OCSPは、CRLよりも即時性の高い方法で証明書の失効情報を取得できる。 OCSPはリアルタイム照会であり、リストを定期更新するCRLよりも即時性に優れます。
イ. CRLは、認証局が証明書の発行要求の際に要求者に提示するリストである。 CRLは失効した証明書のリストです。発行要求時に提示されるリストではありません。
ウ. OCSPは、認証局に保存されている秘密鍵を検証するために利用される。 OCSPの目的は証明書の有効性の検証です。秘密鍵は認証局や利用者が厳重に管理する対象であり、外部から検証されるものではありません。
エ. OCSPの応答には、タイムスタンプが必須ではない。 OCSPの応答には、情報の鮮度と信頼性を保証するために、タイムスタンプとデジタル署名が必須とされています。

【ポイント】

  1. PKIの失効確認手段:証明書の有効期限前に失効させる必要がある場合、CRL(リスト形式、定期更新)とOCSP(リアルタイム照会)が用いられます。

  2. 即時性の比較:リアルタイムに問い合わせるOCSPの方が、リスト全体をダウンロードするCRLよりも即時性に優れています。

  3. OCSPの信頼性:OCSPの応答には、応答の鮮度と真偽を保証するために、応答者のデジタル署名とタイムスタンプが付与されています。

ライセンス:本記事のテキスト/コードは特記なき限り CC BY 4.0 です。引用の際は出典URL(本ページ)を明記してください。
利用ポリシー もご参照ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました